RX7をCubase10で使いたい時に、ドキュメントの通りにやってもうまく動かない事があったので同事象の方は参考にしてみて下さい。公式ドキュメントも参考にしつつどうぞ。公式ドキュメント
ちなみにうまく動かない現象は次の2つです
- 現象1:RX7のリファレンス・リペア選択が選択できずにすぐにRX7画面へ行ってしまう
- 現象2:Rx7で修正したデータをSend BackしてもDAW側にデータ適用できない
- (現象2+α:適用ボタン(Processボタン)が表示されない)
Cubase9では動いたので、Cubase10特有問題なのかなとは思います。
そもそもDAWから独立しているRX7のエディタにどうやって音データを送るのか
Cubase 10(ソフト) → RX7 Connect(VSTプラグイン扱い) → RX7 Audio Editor(ソフト)
というようにしてCubaseからRX7までデータを送って繋げます。編集データは逆向きで送り返します。詳しい繋げ方は、公式ドキュメントを参考にしつつ、おかしいなと思ったら本記事の続きを御覧ください。
現象1:RX7のリファレンス・リペア選択が選択できずにすぐにRX7画面へ行ってしまう
音データで右クリックPluginよりRX7 Connectを選択したときに、RX7のリファレンス・リペア選択が選択できずにすぐにRX7画面へ行ってしまう現象です。
こちらの現象は、Cubase10の自動適用がオンになっていることで発生するようです。こちらのチェックボタンを外しておきましょう。
現象2:Rx7で修正したデータをSend BackしてもDAW側にデータ適用できない
まず、音データを修正します。
今回は適当に、Lowをごっそりカット。普通は、ノイズカットしたり、いろいろもっと知的な処理をします。
その後、「SEND BACK」を押して、RX7からCubase側にデータを戻します。
戻ってくると、「Press Process to commit changes.」とあるので、適用ボタンをクリックしますが…
反映されず、更にはなぜかまたRX7ウィンドウがポップアップしてしまう。(最初の音データ編集画面で、未編集の初期状態)
ちなみに…自動適用ボタンを音にしていると、そもそも適用ボタンが出てこないので要注意っぽいです。
さて、こちらの現象なのですが、どうやらCubase10の影響らしく私の場合はCubase 10.0.5→10.0.10にアップデートしたら完全に治りました。よかったよかった…
この辺で議論されてましたので詳しくはここで→ https://www.steinberg.net/forums/viewtopic.php?t=147627
ということでアプデをしましたら、きちんと
こうなって波形修正が反映されました。
一件落着です。
本日の一言
こまめにアップデートしよう。あとiZotope製品はいいぞ。
RX7 Standard
シンプルにノイズ取りたいかたはこっち。
RX7 Advanced
放送系やら音声処理系やら、お仕事とかでノイズ処理をガリガリやる方はこっち
Music Production Suite2
他のNeutron2やOzone8使いたい方は色々はいってるこれがオススメ。RX7 Standardが入ってます。
amazon品切れだと何か高くなってそうですね…要注意。
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